こんにちはHisaです。
平日の朝、子供が朝ごはんを食べてくれないことありませんか?
パンでもおにぎりでも、何か食べて欲しいけど食べてくれない
食べても2口、3口程度しか食べないけど大丈夫かな?
朝ごはんを食べたくないと言う、心配もあるし食べないことにイライラもする
親も仕事があるからゆっくりは作る時間もないですよね。
何か食べないでエネルギーが持つのかな?園でお腹が空いて元気がでなくなるんじゃないか?
と心配にもなってしまいます。
私も2人子供がいますが長男は朝ごはんを全く食べない(食べられない)子でした。
逆に次男は起きてすぐに何かを食べたがるので心配したことが無いのですが、長男に対しては朝ごはんを食べないので心配していました。
なぜ朝ごはんを食べないのか?ということから、食べてもらうためにどうすれば良いのか。
という解決に繋がる行動について紹介します。
子供はなぜ朝ごはんを食べないのか?
もちろん子供の体質による違いもあるので、食べる子は食べますし食べない子は食べないです。
家庭によって、朝ごはんが和食・パン・シリアルなどそれぞれ違いもあります。
食べ物の好き嫌いで食べないということももちろんありますが、それとは別に本質的に朝ごはんを食べない理由があります。
朝ごはんを食べない主な原因と対策について紹介します。
1.起床して胃腸が動き始めていない
私の子供の大きな原因の1つはこれでした。
朝、起床してすぐには朝ごはんを受け付けないというのが理由です。
これは起床後すぐには胃腸が動き始めておらず、何か食べ物を胃に入れたくないという状態です。
個人差がありますが、起床後30分以上経過してくれば胃腸が活発に活動を始めるので、空腹感が出てきます。
解決策:
解決するためには起床を早くすることです。
家を出ないといけない時間から逆算して、30分ゆとりをもって起床すれば胃腸も起きて朝ごはんを食べる余裕ができます。
とはいえ、私もそうでしたが両親共働きで、園に送らないといけないとなるとそんな余裕もありませんよね。
他の行動とも合わせて30分前起床をするようにしましょう。
前日の夜更かし・寝不足
大人でも同じですが、前日に夜更かしをして寝不足になっていると、次の朝起きた時に朝ごはんを食べたい気にならないことありますよね。
これは自律神経の乱れによりおこります。
簡単に言うと、日中は活動し夜は寝る、という人間の基本的な行動をしていると問題ありませんが、このリズムが崩れてしまうことで体がバランスを崩してしまい、気持ち悪さ、だるさなどが出てしまいます。
子供は大人よりも睡眠が大切ですので、生活リズムが崩れてしまうことは良くありません。
解決策:
毎日の就寝時間を決めておき、なるべく就寝時間がずれないようにすること。
仕事などで遅くなりずるずると就寝時間が遅れがちですが、子供を先に寝かせるなどして対策をしましょう。
22時頃からは成長ホルモンも活発に出始め、子供にとっては就寝しておくべき時間です。22時までには寝かせられるのがベストです。
前日の夜に食べすぎ
胃もたれのような状態です。
大人でもそうですが、寝る前に食べすぎてしまうと、就寝までに消化しきれずに寝ている間も胃の中に食べ物が残ったままになってしまいます。
次の日に起きても消化できずに残っていて胃が不快感という状態になります。
解決策:
就寝前には食べないことです。
就寝前の3時間は食べないほうが良いと言われているので、22時に就寝するならば19時頃には食事を終えているのが理想です。
3時間程度で食べ物の消化が落ち着くので、就寝しても胃への負担無く次の朝を迎えることができます。
就寝直前までテレビ・PC・スマホの見過ぎ
一見すると子供が朝ごはんを食べないことと無関係な気がします。
しかし、就寝直前まで画面を見ることで、目から入ってくる刺激が強すぎて熟睡できずに自律神経が乱れてしまいます。
自律神経が乱れてしまうと睡眠が浅くなる、うまく眠れないということになります。
すると深い眠りに入れずに、浅井睡眠のまま朝を迎えてしまい、だるい感じの状態で起床してしまいます。
解決策:
理想は就寝2時間前ですが、せめて1時間前にはテレビやスマホなど画面を見ない方が良いです。
アニメやYoutubeなど子供にとっては楽しいものが豊富にあり、親としても見ている時間は大人しいのでついつい頼りがちです。
しかし、結局は翌朝の朝ごはんを食べない問題に繋がってしまいますので注意が必要です。
理想の行動に近づく=子供が朝ごはんを食べる確率もアップ
これらの行動により、子供が朝ごはんを食べる確率は確実に上がります。
しかし、全てできるわけないじゃん。
という気持ちも非常に分かりますし、実際に私も全てできたわけではありません。
今日は早起きはできたけど、就寝前までテレビを見させてしまった。ということが多々あります。
もちろん行動をすることで、朝ごはんを食べる確率は上がります。
全てをきっちりこなそう!と意気込んでしまっても挫折してしまったり、親の身がもちません。
気持ちを楽に、その日できることをしっかりとやり続けることが大切です。
食べやすい朝ごはん
食材選びによっても朝ごはんを食べてくれる可能性が上がります。
子供の朝ごはんと言えば
・おにぎり
・食パン
・シリアル
など、簡単に準備できてエネルギー(炭水化物)が補給できるものが浮かびやすいです。
しかし食べてくれないと意味がありません。
私の子供の場合は味の濃い物が朝ごはんとしては、とにかくダメでした。
思い返してみてください。思い当たることありませんか?
・(梅/昆布/しゃけ)おにぎり
・ジャムパン/バターパン
食の細い子、朝に弱い子であれば、朝から濃い味のものをうけつけない可能性が高いです。
実際にどのような朝ごはんであれば食べたのかというと
・焼いただけの食パン(ジャム、バターなど味つけなし)
・ヨーグルト(加糖のもの、フルーツ入りなどはダメ)
・卵焼き(少しだけマヨネーズ入り)
・塩おにぎり
・カニパン(コンビニで売ってある)
基本的にこの5つだけです。
他にも色々と試してみたことがあります。
具のあるおにぎり、味のついたパン、チーズ、フルーツ、シリアル系(シリアル、オートミールなど)
これらは全てダメでした。
朝ごはんとして食べられる5つも、日によって食べたくないという日もあり、当日の朝にならないと分からないというのが現実です。
えーっ、それは大変…
と思ってしまいそうですが、対策をしていれば大丈夫。
対策としては
- 1.子供が朝ごはんとして食べられるものをいくつか見つける
- 2.食べられるものが見つかれば、すぐに準備できるように用意しておく
- 3.朝子供が起きた後、少し時間をおき(20~30分)胃腸が動いてきたあたりで何が食べたいかを確認
- 4.食べたいものを準備して食べさせる
※ポイントとしては、朝ごはんとして手軽に準備できるように用意だけはしておくことです。
ご飯は冷凍しておく、ヨーグルト・パンはストックしておく など。
この流れが1番効果的でした。
最初は面倒に感じることもありますが、朝ごはんの準備をして食べてくれると素直に嬉しいです。
そして、登園した後などにも「ご飯食べてないけど大丈夫かな?」と心配しなくなるので気持ち的にも楽です。
まずは朝ごはんを食べる習慣から
これまで紹介させて頂いた方法
- 起床時間を早め、起床30分後に朝ごはん
- 前日の夜更かし、寝不足を避ける(22時には就寝)
- 前日夜の食べすぎを避ける(就寝3時間前からは食べない)
- 就寝前にテレビ、スマホなどの画面を見ない(就寝1時間前から見ない)
- 朝ごはんルーティーン食材を見つけ出し、当日朝に食べたいものを食べさせる
このような習慣をつけていくことで、体が朝ごはんをうけつけるようになってきます。
いきなり食べるようになる、ということはないので焦らずに1つ1つ習慣づけが出来ていければ大丈夫です。
まずはできる習慣から始めていき、朝ごはんは食べるものというのを体が覚えていけば大丈夫。
1つずつ取り組んでいきましょう。
朝ごはんを食べないとやはりエネルギー切れを起してしまいます。
私の子供も朝ごはんを食べない時期があり、保育園の先生からも「最近ぼーっとしていることがあります」と言われたことがあります。
「朝ごはんを食べない子でぼーっとする子がたまにいますが、朝ごはんは食べていますか?」と質問され、「朝ごはんが原因か、可哀想なことしてしまったな」と落ち込んだことがあります。
いくら食べないからとはいえ、食べないことを理由に食べる工夫をしていなかった自分に反省しました。
そこから色々と試してみて紹介した5つの方法にいきつきました。
今では、朝ごはんを食べない日は無いくらいにまで食べるようにはなりました。
相変わらず量は少ない日もあり、食パンの1/4だけ食べて「もう無理」と食べ終える日もあります。
それでも少しでも食べてくれるだけマシになったこと、食べてくれることでの安心感はあるので成長を感じます。
子供が朝ごはんを食べるようになるまで長い道のりではありましたが、心配して疲れることが減ったので今では良かったと感じています。
焦らずに少しずつ食べていけるようにしましょう。
他にも子供の食に関する記事や、子育てについての記事を書いていますので、良かったら参考にしてみてください。