英語の勉強におススメの本について解説～効率よく英語を学ぶポイント～

こんにちはHisaです。

英語学習者のかたが避けて通れない道が英語の教材選びかと思います。

このような悩みが間違いなく出てきます。
とりあえず買ってみようと思って買ってみたものの、結局読破できないまま使わなくなってしまう
ということは決して珍しい話しではなく、恐らくほとんどのかたが経験しているかと思います。

何が原因かというと、英語を勉強する気持ちや本気度の問題ではなく
これは単純に、その教材が
・自分に合っていない
・面白いと感じられない
ということが原因としてあります。
せっかく英語を勉強したい、と気持ちが上がっている時にこうなってしまうと逆効果になってしまうので
学習本選びは慎重になりましょう。

もくじ

私も今でこそ、TOEIC800点越え、海外駐在経験、外資系企業で仕事、と英語を使って日々過ごしていますが
以前はTOEICも300点前半で、英語の勉強すらしていませんでした。
勉強し始めの頃は勉強方法も分からず、とりあえず本屋さんに行ったり、Amaoznで英語の学習本を見て
「これなら勉強できそうだな」と思った本を買っていました。

しかし、何冊買ってみても続かない…ということがありました。
「英語に向いてないのかなぁ」「気合いがたりないのかなぁ」と考えていましたが
今思ってみると、これは教材側、つまり本自体にも問題があります。

実際に英語の本を見てみると
・〇〇日で英語がペラペラに
・１日〇時間で英語ができるように
・TOEIC○○点UP
このようなタイトルの本を見かけますが、厳しいことを言うと、まず無理と思って頂いて大丈夫です。
もちろん毎日没頭して、英語の勉強に時間を割けるというかたであれば可能なのかもしれませんが
仕事や学校など別のことで忙しい合間に勉強しているかたが多いかと思いますので
このような謳い文句にはのらず、しっかりと学習計画を立てて勉強しましょう。
「急がば回れ」ということわざの通り、勉強に近道はないので
質の高い教材を使って、勉強を続けていれば間違いなく英語力は伸びます。

そんな英語教材について、おススメの本を紹介していきます。

おススメの英語学習本「Basic Grammar in Use」

私が最もおススメする英語の学習本が「Basic Grammar in Use」です。
こちらの本は、イギリスのケンブリッジ大学出版から出版されている本で
イギリス英語版の「English Grammar in Use」というので有名ですが、そのアメリカ英語版が「Basic Grammar in Use」です。
元々有名ではありましたが、このアメリカ英語版が出てから更に世界的に有名になっており
世界的ベストセラー本として支持されています。

なぜこの本が世界的に有名で人気があるのかと言うと

ここまで世界的に支持されており、英語の授業などでも使用されることのある本なので
この本自体の実力は間違いないです。
英語学習者であれば必ず持っておいたほうが良い１冊と断言できます。

本の選び方

Basic Grammar English in Useには２種類あります。
・初級版
・中級版
の２冊です。

選び方としては、英語の初学者は初級版を選ぶほうが良いです。
英語の試験を受けたことのあるかたであれば、目安として
初級版（TOEIC：450点未満　英検：準2級以下）

中級版（TOEIC：450～500点以上　英検2級以上）

これを基準に選ばれてみると良いかと思います。

この本、全て英語で記載されていますので、初めの内は慣れないかもしれませんが
読むのに慣れてくると、英語のまま理解できるようになるので便利です。
不安に思われるかたもいるかもしれませんが、私でも使えたので大丈夫です。

私は初級版から初めてみましたが、中学、高校の授業では知らなかったことや
解説を読んで納得できることが多くあり、英語を理解する上で非常に勉強になりました。

アメリカ英語版とイギリス英語版の違い

アメリカ英語版の「Basic English Grammar in Use」がおススメだと言いましたが
イギリス英語版との違いも気になるかと思います。
内容は同じで、どちらも非常に質の高い本となっていますので、その点はご安心ください。
単純に、アメリカ英語とイギリス英語の違いがあるので

・スペルの違い（色：colorとcolour　休暇：vacation/holidays など）
・表現の違い（持っている：have/have got）

など、同じ英語と言っても使っている国が違うので、このような違いが出てきます。

どちらが良いかということはないのですが、特にイギリス英語にこだわりがなければ
日本の教育での英語はアメリカ英語を使用しているので、入りやすいという意味でも
アメリカ英語版の購入のほうが親しみやすいかと思います。

「Basic Grammar in Use」を使った勉強方法

Basic Grammar in Useは116ユニットから構成されており
基本的にはユニット1から順番に進めていくのがおススメです。
知っているユニットは、読み流す程度で読み進め、気になるユニットや知らない箇所をじっくり理解していく
という進め方をすることで、しっかりと内容が理解できます。

1度116ユニット全て読み終えた段階で、始める前と比較しても知識量が全然違います。
その後、気になるユニットを再度勉強することで、より理解が深まりますので
全ユニット1周　＋　気になるユニット2周目　を最低限として取り組んでください。
まだ気になるユニットがあれば、3周目、4周目と続けていくとより理解が深まります。

この本の良いところは、本当に現地で使われている英語を正しく学ぶことができる、というところにあります。
実際に日本で勉強する英語には、あまり使われない表現や、古い言い回しなどもあります。

この本に慣れるまでに少し時間がかかってしまう場合もありますが
これを信じて根気よく続けてみてください。
これまで使っていた英語の教材や学習本は必要なかった、と思えるほど役立つことは間違いないです。

「Basic Grammar in Use」の感想/口コミ

実際に使ったかたの口コミを紹介します。

私は初級者で、今までの文法書は途中から文法用語が分かりにくくなり投げ出してしまう事が多かったのですが、これはイラストがありイメージしやすく英語の説明も簡単で分かりやすいです。
実用的な例文で練習問題も解いてるうちに理解が深まるような感じがします。海外のイラストと短い文章の英文なので楽しく勉強できて続けられます。

いい教材だと思います。
おすすめの使い方は解答欄に文字を書かずに、口頭で答えるというやりかたです。時間をかけて文字を記入するのはわりと簡単な内容ですが、パッと口頭で答えるのはなかなか難しいのです。
英会話にはクイックレスポンスも大切な要素ですので、その練習にもなると思います。

英語の表現を正確に伝えるにはよい例文がないとだめだけど、この本の例文はわかりやすい。
会話で使いたくなるような文も多いです。

英語で英語を勉強するので、最初はかなり負荷がかかりました。文法書というよりは、対象の文法を体に叩き込む感じです。
一度最後までやると、英語が英語のまま理解できる感覚が身についてきます。この後受けたTOEICで600点を超すことができました。

文法の勉強で何がいいか英語がペラペラの友人に尋ねたときに紹介してもらった参考書です。
アマゾンなどでもとても評価が高いです。
アメリカの語学スクールなどで使っているもので、日本で売ってる文法のテキストと違って、問題文から解説文まで全て英語で構成されています。
そのため英語に親しむには良いし、何より英語で実践的に使う表現や、日本人にわかりにくいニュアンスがふんだんに記載してあります。

英語を英語で理解する。これが今まで、できなかった理由だと気づきました。
わかりやすい表記で書いてありますので、十分勉強できると思います。

初心者のかたでも読み進めていくことで、本自体に慣れてきて理解することができるようになります。
ここまで評価の高い学習本も珍しいくらい評判の良い本なので、持っておいて損は無い1冊です。

理解して続けることが大切

「Basic Grammar in Use」の良さについて理解して頂けたかと思いますが
買って満足とならないためにも、しっかりと続けていくことが大切です。
他の教材と比較しても、絵での解説などもあり飽きずに続けやすくはなっていますが、
「1日1ユニット進める」「1日1時間勉強する」
など、無理のないスケジュールを決めて学習を続けていくことが大切です。

楽して覚えよう、手抜きしたいな、ということは考えずに
コツコツと取り組んでいくことで身につきます。
1度身につけば簡単に忘れることはないので、勉強したいと思った時がチャンスです。

まとめ

これまで英語の学習本で悩まれていたかたも、この1冊（初級・中級合わせると2冊）で
英語力が格段に上がると思えば、持っておいたほうが良い本です。
少し価格は高いですが、本当に効果が出るか疑わしい学習本2～3冊分の費用で
これだけ世界から認められた本を購入できると思えば、非常にコスパの良い本と言えます。

この本でしっかりと英語の基礎を勉強できますので、あとは別記事で書いていますが
アウトプットを増やしていくことで、英語力が一気に高まり、英語を話せるようになります。
こちらの記事も是非参考にして、勉強を進めてみてください。

【英語攻略】独学で英語力を伸ばすための最強の勉強法